多くの人々が GNU システムを GNU/Hurd と呼びますが、これは厳密には 正しくありません。カーネルは GNU Mach であって Hurd ではありません。 Hurd はマイクロカーネルである GNU Mach の上で動作する、一連のサーバです。 Hurd と GNU Mach は GNU プロジェクトの一部分ですが、Linux カーネルは 独立したプロジェクトです。
現在の Debian GNU/Hurd K16 シリーズ。
このシリーズは 6 つのイメージの最初の 4 つのみがリリースされています。
ネットワーク経由でインストールしたい人のために、 小さな mini イメージ (debian-K16-hurd-i386-mini.iso) が作られました。
baseGNU.tgz (基本の GNU システムの tarball) はこの CD セット のために特別に構築されました。
+重要: アップグレード の注意 をよく読んでください。
現在の iso イメージは debian-K16-hurd-i386-CDx.iso です。GNU システムに特有のバイナリ の全てが最初の 2 枚の CD の中にあり、そして required、important、standard パッケージの全てが最初の CD にあります。従って基本となる GNU システムは 最初の CD を使ってインストールできます。
以下のサイトはたいていイメージをミラーしていますが、まず確認してみてください。
メインサイトはスペインの ftp.debian-ports.org/debian-cd/ で、 これらのイメージはカナダの http://www.superunprivileged.org/debian-cd/、 フランスの ftp://ftp.duckcorp.org/hurdfr/hurd/ と ftp://ftp.eila.jussieu.fr/pub/Debian-CD/ でミラーされています。
http://www.filesearching.com/ で hurd-K を検索すれば、より近いサイトが見つかるかもしれません。
イメージから CD を焼く方法は Debian CD FAQ にあります。
GNU/Hurd CD ベンダを探すにはこのページを見てください。 ブラウザの検索機能で "hurd" を探してください。 http://www.copyleft.co.nz には常に最新の CD があります (私のサイトです。ご注意を)。
Debian GNU/Linux の potato のインストール CD は、基本システムを インストールするのに、クロスインストール方を用いています。ラムディスク がメモリに作られ、小さな GNU/Linux システムがこのディスクにインストールされます。 この小さシステムはディスクのパーティションの作成とフォーマット、そして 主なインストールのためにターゲットマシンを準備するのに使われます。重要な局面は、 必須の基本パッケージの tarball をターゲットシステムのドライブに展開することです。 そして HDD に展開されたパッケージを使って新しいシステムがリブートします。 要求されるシステムを作るために、更なるパッケージがインストールされ設定されます。
GNU も同様にクロスインストール方を用いているので、 GNU インストールを作成するためのスクリプトは、Debian GNU/Linux の起動スクリプトと CD のスクリプトから、GNU/Linux の tarball ではなく GNU が展開されるように、 作り変えることができます。
GNU システムを cdrom を使ってインストールすることにはいくつか利点があります。
Hurd は ext2 ファイルシステムの拡張を使えて、
呼び出し方は mke2fs -b 4096 -I 128 -o hurd /dev/[Hurd partition] です。
インストール CD は Hurd パーティションを作るときにこれを使います。
Hurd に特化したドキュメンテーションは ./doc/hurd 以下で見つかります。 hurd-install-guide と Cook-book はあなたが始める前に必ず読んでおかなければ ならない文書です。
GRUB フロッピーイメージの入っている grub-disk パッケージをインストール してください。 もし GNU/Linux で作業しているのなら dd を、MS で作業しているのなら rawrite を使うことができます。
Hurd は Linux とは異なるパーティション名を使うので、注意してください。 IDE のハードディスクは、プライマリマスターが hd0 から始まり、スレーブは hd1 になります。さらにセカンダリマスターは hd2 に、スレーブは hd3 になります。 SCSI ドライブも完全に絶対的な順番で番号が振られます。2 つのドライブが SCSI id 4 と 5 であるかそれ以外であるかにかかわらず、常に sd0、sd1 等になります。 実験により cdrom ドライブは巧妙でありうることが示されています。これについては 後述します。
Linux タイブのパーティションは Hurd を使うときには常に sn と呼ばれ、 n にはパーティションの番号が入るので、最初の IDE ドライブの最初のパーティションは hd0s1 となり、2 つ目の SCSI ドライブの 3 つ目のパーティションは sd1d3 というようになります。
GRUB はまた異なるパーティション命名方を持ちます。GRUB はパーティションを (hdN,n) と呼びますが、今回はディスクの番号とパーティションの番号は ゼロから始まり、ディスクはまず IDE ディスクが先で SCSI ディスクは 2 番目という 順番で動作します。今回では、最初の IDE ドライブの最初のパーティションは (hd0,0) になるでしょう。特に混乱するのは (hd1,2) が、もしあなたが IDE ドライブ を 1 つしか持っていないのなら最初の SCSI ドライブを指し、そうでなければ 2 つ目の IDE ドライブを指す可能性があるということです。従って始める前に パーティションの様々な名前について理解しておくことが重要になります。
Debian 3.0 ベータ (woody) の CD を起動する方法ならどれでも使えます。例えば CD から、MS から、そして boot/root フロッピーイメージから起動できます。 もし cdrom ドライブがなければ、ベースフロッピーの完全なセットを作ることができます。
もし .deb パッケージをハードディスクにコピーするつもりなら、各 CD につき 1 つの他のパーティションを作る必要があります。GNU/Hurd では parted が使えますが、 この機能を利用してもよいでしょう。メインシステムに 500 MB もあれば、始めるには十分です。 もし他のパーティションを作る必要があるなら、CD を再起動して Linux のラムディスクの中のツールを使うのが簡単かもしれません。
もし GNU/Hurd のパーティションが "(hd0,0)" [GRUB の命名法]
で、"sd0s1" [GNU/Hurd] である場合、つまり IDE ドライブがなく
SCSI の最初のハードディスクの最初のパーティションである場合、仲介なしに
システムが起動するでしょう。
GRUB のイメージが準備されているので、GNU システムを起動するために
ほとんど編集することはないでしょう。
起動プロセスが完了するまでキーボードから手を離しておいてください。
システムが望むように起動するように、GRUB フロッピーの "/boot/grub/menu.lst" を、編集することができます。
例 "MAKEDEV hd2 hd0s2 hd0s3"
ハードディスクのパーティションを追加するには、例えば
/dev/[Hurd partition name] none swap sw 0 0
/dev/[Hurd partition name] /CD1 ext2 rw 1 1
/dev/[GNU drive name] /cdrom iso9660fs ro,noauto 1 1
Hurd は ext2 ファイルシステムを使います。"/CD1" は debian-K16-hurd-i386-CD1 からの パッケージを含んだパーティションのマウントポイントとして提案されています。 スワップは Linux と共有できます。
"settrans -a /cdrom /hurd/iso9660fs /dev/[Hurd drive name]" です。
これは GNU 式のやり方ですが、"mount /cdrom" も動作するでしょう。
これは required、important、standard パッケージをインストールします。
これは X Window System をインストールします。
もしあなたがこれらの Debian のツールに慣れ親しんでいないのなら、 "info apt" と "info dselect" を見てください。
cdrom ドライブは settrans -agf /cdrom でアンマウントされます。
cdrom ドライブのトレイのロックが解除されるはずです。
ここでこのガイドはお終いです。探検を始めてください。Hurd を楽しんでください。
CD についてのコメントは歓迎します。
Philip Charles, philipc@debian.org