Linux 2.2 および Linux 2.4 のカーネルのカーネルモジュールローダ は、ptrace において欠陥があります。この問題により、カーネルによっ て生成された子プロセスに付随するように ptrace を利用することで ローカルのユーザが root 権限を奪取することができてしまいます。 このセキュリティホールは、リモートからは攻撃不可です。
この勧告は、ビッグエンディアンとリトルエンディアンの MIPS アーキテクチャ向けカーネルパッケージのみが対象となっています。 他のアーキテクチャでは、別の勧告で扱われます。
現安定版 (stable)(woody) では、この問題は kernel-patch-2.4.17-mips (mips+mipsel) ではバージョン 2.4.17-0.020226.2.woody1 で、 kernel-patch-2.4.19-mips (mips のみ) ではバージョン 2.4.19-0.020911.1.woody1 で修正されています。
旧安定版 (potato) には、この問題の影響はありません。mips と mipselは Debian GNU/Linux 3.0 (woody) で初めて収録されたからです。
不安定版 (unstable)(sid) では、この問題は kernel-patch-2.4.19-mips (mips+mipsel) のバージョン 2.4.19-0.020911.6 で修正されています。
早急に kernel-images パッケージをアップグレードすることをお勧めします。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。